雪合戦というと、子供がひたすら雪玉を投げあって遊ぶイメージがあるかもしれませんが、実はスポーツ競技としても立派に成立しているものなのです。
子供のころに雪合戦をしたという人の多くは、明確なルールなんてなかったはずだと、首をひねるかもしれませんが、スポーツとしての雪合戦には国際ルールまで定められているのです。
1980年代後半に、北海道で雪合戦のルール作りがなされて、今ではフィンランドやノルウェーなどでも競技会が行われるようになっています。
縦が10メートル、横が40メートルのフィールドで、相手の陣地にあるフラッグを取り合うことを目的とした競技になります。
1チームは、フォワード4人、バックス3人の合計7人で試合を行います。
センターラインで分けられた陣地は、フォワードの選手3名までが、相手陣地への侵入が許されています。
もちろん、雪玉を当てられた選手は、コートから出なければいけません。
1試合3セットで、2セットを取ったほうが勝ちとなりますが、セット内での勝利を決めるのは、制限時間内のフラッグの奪取か、残り選手の人数によって決められます。
当然、相手の選手全てに雪玉を当てて、コートから退場させた時点でも勝利となります。
雪玉は自分達の陣地内にあるシェルターと呼ばれる最後尾に置かれているため、フォワードの選手が持ち玉を使いきった場合は、バックスの選手から補充してもらわなければいけないのです。
戦略としてはフラッグ狙いか、相手の殲滅のどちらかの戦法がとられることになり、雪の上で激しい攻防が展開されるのです。